MIKI WANIBUCHI

わにぶちみき

" REVIVE "

 

2020/10/12 - 10/24

わにぶちみき

境界をあるく美術家。

1981年生まれ、現在大阪府にて制作。

2012    英国ポーツマス芸術大学大学院美術修士課程修了

2004    近畿大学文芸学部芸術学科造形美術専攻卒業

第27回ホルベイン・スカラシップ奨学生(2012-2013)

 

[SELECTED SOLO EXHIBITIONS] 

2019   DESK - Return to my roots . ( Gallery OUT of PLACE / 奈良) 

2018   WHO PURSUES THE BOUNDARY .一境界をあるく美術家(REIJINSHAGALLERY ,/東京)

2017   Stay beyond (( theboundary ))(艾維農風素食文書/桃園[台])

           Stay beyond (( theboundary ))(札幌大通地下ギャラリー500m美術館/札幌、主催:札幌市、プロデュース:CAI現代芸術研究所/500m美術館賞グランプリ展)

 

[AWARD]

2016    第5回500m美術館賞グランプリ

 

[SELECTED PROJECTS] 

2019     YOLO HOTEL MUSEUM に「Home From Home 」というー室を制作(大阪)

2017     森のステーションかめおか匠ピレッジ「天然磁石館」モニュメント制作(彩色)のコミッションワーク(京都・亀岡市)

 

[SELECTED GROUP EXHIBITIONS and ART FAIRS ]

2019      ART EXPO MALAYSIA 2 0 1 9 ( MATRADE Exhibition and Convention Centre ( MECC ) / クアラルンプール[マレーシア]/galerie bruno massa )

             鉱山(ヤマ)と道の芸術祭(神子畑選鉱場跡シックナー・旧神子畑小学校体育館/兵庫·朝来市)

2018     緑のある暮らしフェア(紀伊國屋書店梅田本店/大阪、企画:紀伊國屋書店、

コーディネイト:金崎亮太)

2017     ART KAOHSIUNG 2017(シティスイーツカオシュン/高雄[台]/艾雑農欧素食文書)

             俳句美術2017交家/三重・伊賀市上野、凰会館/兵庫・山市、静思/兵庫・川辺郡名川)

             ART FAIR TOKYO 2017(東京国際フォーラム/東京/galerie bruno massa )

 

 

 

REVIVE 

わたしの絵画は、風景画という絵画のいち形態を端緒として、絵画の絵画たる所以をさぐるものです。「風景のなかにみた色を再現する」というひとつの行為のみを選択し、そのシンプルな行為の結果、現代のひとが観る絵画の(不)必要性が明らかになると考えています。

今回のシリーズでは、手術前後の食事の記録を素材にしました。胃の手術がわたし自身にもたらすものを象徴していると思いますし、また観賞者に意味を読む“時間”を与えるのに最適な素材かもしれないと考えたからです。

これまでどおり写真をモザイクに加工し、色を抜き出し、忠実に絵の具でドットを描いていく。写真を見せれば簡単に得られる情報ですが、抽象化された曖昧な「絵画」は、それを読解する時間をかけて観賞者に「情報」以上のなにかを伝えられるのではないか、と思う。

それは、絵の具や帆布の物質性と筆致、作家の身体性という些細な現象も含んだうえでの「情報」です。たとえば、食前食後の時間経過、胃を切除したひとの「食べる」ということについて。

スマホやインターネットで簡単に情報を得られる時代になりました。

れを否定はしませんが、それがすべてであるのか、ということに問いを投げかけたい。実際に触れて、経験して、五感で見た世界にこそ真実があるということ、またわたしたちの捉え方は多様であるということを忘れずにいたい。そして、人間性を育み、他者を受け入れるという素地がアートにはあるということを伝え、人々の心を豊かにし、今よりも世界をすこしでも優しいものにすることを、これからも目標にしていきます。

MIKI WANIBUCHI

開催風景

exhibition pic