HASE 個展 「普通で尊く妙」 @Linlow / HASE solo exhibition "Ordinary, Precious, Strange"

 

HASE 

「普通で尊く妙」

Ordinary, Precious, Strange

 

2016/07/08 - 07/31

@Linlow

HASEの描く作品には
“きれいごとを抱きしめる"シリーズ と
"本当のところはよく分からないけど”シリーズ
なるものが存在する。

この世の中には実に多くの矛盾や欺瞞が溢れていることは言わずもがな誰しもが日々体感していることである。しかしそれを受け流し気にしないフリをすることが健全たる社会人のあるべき姿勢、のような気がするから何となくそうしているような気がする。

この世の中の矛盾や欺瞞は突き詰めていくと実にキリがなくなってしまう。
なぜそうなっているのか?なぜそうするのか?何が原因なのか?真実はあるのか?

誰しもが"本当のところはよく分からない"から"きれいごとを抱きしめ"て日々の生活を過ごしているのだ。

つまりこの精神的な姿勢こそが我々現代人の日々の"リアル"なのである。

HASEの描く作品は我々現代人の精神的な"リアル"を絵画として表現している。
彼女自身が日常を酸いも甘いも善しも悪しもすべてを真正面から誠実に受け止め表現するからこそ現れる"リアル"なのである。

『普通で尊く妙』まさにこの現代を描いているのだ。


 

開催風景

exhibition pic


 

Artist Profile

 

HASE

1980   大阪府生まれ、京都府在住

   Born in Osaka,Live in Kyoto

2003   京都嵯峨芸術大学卒業

            Graduated from Kyoto Saga Art University

2007   京都インターナショナルアカデミー卒業

   Graduated from Kyoto International Academy

2010   渡英

   Study in the UK

2012   帰国後、京都を拠点に活動を続ける

    back to Japan 

 

solo exhibition

2016  「本当のところはよく分からない」 (Kyoto)

2015  「ポジティブキャンペーン」Vol.1 at  ●(a point/てん) (Kyoto)  

              Vol.2 at cotoha (京都)  ,  Vol.3 at L’epice (Kobe)

          「反省と別にいいやんのバランス」 (Kyoto)

2014 「描いてしまった絵」   (Kyoto)

          「勝手に言っとけよ。」 (Kyoto)

2013 「恥ずかしいし、恥ずかしくない」 (Tokyo)

2012 「色が有るってすばらしい」(Osaka)

          「これが有って、これが有る。」   (Kyoto)

          「恥ずかしくない 」   (Kyoto)

2011  「不器用 」(London)

          「素敵で普通で貴重な生活 」 (London)

2010 「うれしいことはうれしいと伝える。」   (London) 

2009 「大袈裟なものじゃない 」 (Kyoto)

           HASE  First  Nude croquis exhibition (Kyoto) 

           「鳥とうさぎと人の絵 」 (Kyoto)

2008 「出るということ 」 (Kyoto)

           「憧れと恥じらいと罵倒 」 (Kyoto)

2007 「 デトックス 」  (Kyoto)